青森県黒石市 「ひと手間を惜しまない」自動車整備工場

整備工場の日常や自動車整備のあれこれを綴っています…

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MINIクラブマン エンジン不始動

バタバタとしているうちに、3月もあと少し! ちょっと焦っています(笑)

北国もようやく春めいてきて、気温が10℃を超える日も増えてきました。

これから青森も桜の季節へとなっていきます。 みなさま、弘前の桜を見にぜひお越しください!


MINI・クラブマン クーパーS (R55) エンジン不始動で入庫です。

まずはお約束の基本診断から! 診断票を使いながら基本診断をしていきます。

この基本診断がポイントなんです!

問診を含めた基本診断は、どの系統にトラブルがあるのかを絞り込むためのものだからです。

最近の車は複雑なシステム、電子制御化などで簡単にトラブル箇所を見つけることは難しくなってきています。

ただ闇雲に手をかけて部品を交換しても、直らない、修理金額が高価になっていくなど良いことなんかないです(笑)

今回は基本診断の結果、どうやら燃料系統のトラブルのようです。

この車は俗に言う 「直噴」 で、低圧ポンプから高圧ポンプに燃料を送り、高圧ポンプで昇圧して燃焼室内に噴射します。

不始動時のデータがコチラです↓


Screenshot_2018-03-01-17-36-03.jpg


クランキング時にレールプレッシャーの規定値は増加しているのに、実測値はほぼ変化なしです。

これで燃料が昇圧されていないことがわかります。

どうやら低圧のフューエルポンプが回っていないのが原因のようです。

ヒューズやリレー、配線、リヤシートを外してフューエルポンプなど、燃料系統を検査していきます。


CIMG0426.jpg


なんやかんやで燃料系統の検査の結果、犯人はコイツでした↓


CIMG0421.jpg


そう、ジャンクションボックスです!

あとはこのジャンクションボックスを交換して作業完了 


CIMG0462.jpg


・・・とはいきません!

輸入車はユニットを交換した後に、ユニットのコーディングや初期設定が必要なんです!

なので、新品のジャンクションボックスユニットのコーディングと初期設定を行います。


Screenshot_2018-03-19-12-07-04.jpg


作業後にエンジンが始動すること、走行テストで問題がないことを確認して完了です!


津軽地域では輸入車のコーディングや初期設定ができるところは、ディーラーさん以外ではほとんどないと思います。

当社ではある程度のメーカーであれば、自社でのコーディングや初期設定が可能です!

輸入車整備でお困りの津軽地域お客様、是非一度お問い合わせください!



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  1. 2018/03/25(日) 00:16:46|
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アウディTTクーペ DSG不良

今年は雪が少ないと思っていたら、やっぱり降りました! 東京にも雪が降りましたが、ここ青森も日々雪との格闘です(笑)

あと数か月、春を待ちわびております。

インフルエンザも猛威を振るっているようなので、みなさまお気をつけ下さい。


年末年始の慌しさに忙殺されて、久しぶりのブログ更新です(汗)

アウディ・TTクーペ (8J) DSG不良で入庫です。

お客様が言うには、RレンジからDレンジに入れた時に「 ガッ・ガッ・ガッ 」という異音とともにショックが出て車が動かなくなる。

また、その時にメーターパネル内のシフトインジケーターが点滅しているとのことでした。

どうやらフェイルセーフの状態になってしまうみたいですね。

さっそく診断をしていきます。


TT fault


とりあえず「 グーグル先生 」に相談です!

「 グーグル先生 」の出した答は「 予期せぬギヤの離脱・・・ 」 わかったようなわからないような(笑)

フォルトコードや走行テストの結果、不具合症状や現象を考慮しながら診断を進めていきます。

そして私の出した診断結果は「 メカトロニクス 」の不良!


CIMG6715.jpg


だったのですが、部品がありません! 国内在庫どころか、本国も欠品中です(汗)

どうにもならないので、お客様の要望もあり中古ミッション交換で対応します。 もちろんDSGフルード、フィルターも交換です。

中古ミッション交換後は保存していたコードと現在のコードが同じことを確認します。


TT_2017-12-25-15-18-54.jpg


あとはアダプションをして完了となりますが、これがまた一苦労です! 雪国の冬には向きません。

特定ギヤで指定の回転数を維持しながら3分とか5分走行するのですが、高速道路ですら思うように走れません(涙)

どうにかこうにかアダプションを終え、問題がないことを確認して作業完了です。


この車の湿式6速DSGに限らず、どうもDSGには良い印象がありません(笑) 走りは良いんですけどね!

この車のDSGフルードの交換はメーカーでは60,000kmとなっていますが、おそらくもたないと思います。

ちなみに交換前 (左) と交換後 (右) のDSGフルードです。 交換履歴はわからないですが、かなり汚れていますね!


CIMG6732.jpg


当社ではDSGフルードは30,000km毎の定期交換をお勧めしております!

DSGフルード交換を検討中のお客様は是非お問い合わせください!



  1. 2018/01/27(土) 13:35:53|
  2. 自動車整備
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謹賀新年!

無題


明けましておめでとうございます!

旧年中は多くのお客様にご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。

本年も「 ひと手間を惜しまない 」ことをモットーに、「 自動車整備 」に邁進いたします。

引き続き変わらぬご愛顧の程よろしくお願いいたします。


2018年 元日
有限会社 須藤ヂャイアント商会  代表取締役 須藤正樹



  1. 2018/01/01(月) 17:32:12|
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BMW330xi エアバッグ警告灯点灯

青森でも平地で初雪が降り、いよいよ冬将軍のお出ましです!

今年も残すところ一月半、本当に時間の流れは速いです。 私も40代でいれるのも後二ヶ月、いよいよ知命の50代突入です(笑)

私に与えられた天命はなんなのでしょうか?


車検整備にて入庫いただいたBMW・330xi (E90) エアバッグの警告灯が点灯しています。

メーター内の警告灯だけならあまり気にならないかもしれませんが、「 idrive 」だとメチャメチャ気になります(笑)

もちろん車検も不合格です!


DSC_0018.jpg


診断機にてフォルトコードを確認すると、「 93B3 」 点火回路2フロントエアバッグ助手席側異常が記憶されていました。

回路図はこんな感じです。


E90.jpg


「 A37.2 」が点火回路2になります。

と言うことで、助手席側のインフレ-ターを交換して・・・ とはいきません!

インフレーターなのか配線なのか、はたまたエアバッグECU (コンピューター) なのかをしっかりと切り分ける必要があります。

そうしないとお客様に見積もり金額と請求金額との相違や時間のロスなど多大なご迷惑をおかけしてしまいます。

これが当社で診断料をいただく理由です! 当然診断結果については責任を持ちます!

まずはグローブボックスを外してインフレーターにアクセスできるようにします。

点火回路1と点火回路2はほぼ同じ回路なので、比較しながら実測値を診ていきます。

点火回路1の2,6Ωに対して、点火回路2は∞Ωと断線しています。

今度はコネクターを外して点火回路1、2ともに∞Ωとなることを確認し、その状態から両回路に2Ωの疑似抵抗を繋ぎます。

点火回路1の実測値は2Ωになりましたが、点火回路2は∞Ωのままです。 配線かエアバッグECUの不具合が確定しました。

次にコネクタを外したままで車両側の配線の電圧を測定します。

点火回路1の白/茶と白/黒の配線の電圧は各々0,5V、1,6Vでした。

点火回路2の青/茶と青/黒の配線の電圧は両方とも1,6V、青/茶と青/黒の配線の線間抵抗は7,5kΩでした。

エアバッグECU不良が確定しました!

お客様に診断結果と見積もりを連絡し、エアバッグECUを交換します。


DSC_0027_4.jpg


これで一件落着!・・・ とはなりません(笑)

最近の欧州車は交換しただけでは正常に動いてくれないので、「 コーディング 」と言われる作業が必要になります。

診断機を繋いでコーディングしていきます。


DSC_0033_4.jpg


DSC_0034_4.jpg


DSC_0037_3.jpg


これで完成となります! 完成後は「 idrive 」の表示も正常になりました。


DSC_0040_4.jpg


最近の輸入車は「 スパナ 」だけではなく、コンピューターにアクセスするための「 電子スパナ 」も必要になってきています。

ディーラーでしかできないこともありますが、リプロ、コーディングでも対応できるものは当社にて行います。

お困りのお客様は是非一度お問い合わせください m(_ _)m



当社では「 取りあえず交換してみる 」は余程のことが無い限りいたしません!

まずは「 診断・検査 」をさせていただきます。 もちろん診断料、検査料は頂戴いたします。

「 診断・検査 」の結果はお客様にわかりやすく説明させていただき、整備内容についてご相談いたします

「 診断・検査 」をすることで、不必要な部品交換や、誤診による部品交換で無駄な費用や時間を無くすことができます。



※宮城 (株)TK自動車 竹内社長    いろいろとありがとうございました。



  1. 2017/11/18(土) 15:23:11|
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ジャガーXタイプ エンジン警告灯点灯 

月日の経つのは早いもので、あっという間に11月です! 青森はそろそろ雪がちらつきそうです。

9月、10月と多くのお客様のおかげで、かなり忙しい日々を過ごさせていただきました。 

整備工場が2極化してきている昨今、本当に嬉しいことです! 

そんなこんなで2ヶ月半ぶりの更新ですがご容赦ください(笑)


ジャガー・Xタイプ エンジン警告灯が点灯したとのことで入庫です。


CIMG5988.jpg


さっそく診断機を繋いでフォルトコードを呼び出すと「 P1647 」が記憶されていました。

「 P1647 」の内容は


JAGUAR P164720170822-1


と言うことなので、Bank2の触媒上流側のO2センサ系統に不具合が発生しているようです。

十中八九O2センサの不良だとは思いますが断定はできないので、裏付けを取っていきます。

Bank1とBank2のハーネスを入れ替えてフォルトコードが入れ替わればセンサの不良が確定します。


CIMG5993.jpg


CIMG5994.jpg


見事にフォルトコードがBank2からBank1に入れ替わりました。 これでBank2の上流側のO2センサの不良が確定しました。

あとは診断結果のレポートと見積もりを作成し、お客様に連絡です。

センサ交換にOKをいただいたので、部品を交換し作業後のチェックをして完了です!


最近の自動車整備に診断機は必須ですが、万能ではないので裏付けを取ることが不可欠だと思います。

裏付けを取ることで診断ミスを減らし、お客様の負担を減らすことが大事なのかなと・・・

こんな感じで日々の仕事をしております。 興味がある方は是非一度お問い合わせください m(_ _)m



  1. 2017/11/01(水) 22:16:05|
  2. 自動車整備
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まいどさまです

プロフィール

須藤ヂャイアント商会

Author:須藤ヂャイアント商会
Bosch Car Service
メカトロクラブみちのく
青森県黒石市の自動車整備工場です。


「ひと手間を惜しまない」ことをモットーに営業しています。


国家一級整備士・自動車整備技術コンサルタント在籍。
診断技術に自信ありです!


リンクにある弊社ホームページも是非ご覧ください。


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