青森県黒石市 「ひと手間を惜しまない」自動車整備工場

整備工場の日常や自動車整備のあれこれを綴っています…

30プリウス ブレーキ不良 その2

寒い、寒いと言っていたら、週間天気予報にも雪だるまが出現してきた今日この頃です。

いよいよ北国は冬将軍の出番ですね! 弱い冬将軍でお願いします・・・(笑)


さて、ブレーキ不良の30プリウスのその2です!

前回までの診断・検査でブレーキブースターASSY不良の可能性が最も高いことがわかりました。

いきなり交換するのは素人っぽいので、プロらしく検証をしていきます(笑)

フォルトコードは「 C1214‐438 油圧系異常 」でした。 コードの確認をしたらコードを消去してみます。

ブレーキ関係の警告灯は消灯し、ペダルに踏み応えが出ました。

その時 (警告灯消灯時) のデータがこれです


ZVW30 GOOD(OFF_ON)_1


赤線部でわかるように、左がブレーキペダルを踏んでいない時、右がブレーキペダルを踏んだ時です。

青線部のホイールシリンダー圧に注目してください。

ブレーキを踏んでいない時 (油圧が掛かっていない時) のシリンダー圧は電圧表示で0.49Vです。

同様にブレーキを踏んだ時 (油圧が掛かった時) は3.19Vです。 ホイールシリンダーの油圧が変化しているのがわかります。

前回は通常時(正常時)の油圧回路を紹介しましたが、警告灯点灯時のブレーキ油圧回路はこうなります。


X109851 _GOOD


そして、警告灯点灯時のデータはこんな感じです。


ZVW30 FAIL(OFF_ON)_1


ブレーペダルを踏んでいなくても、踏んでいてもホールシリンダー油圧に変化が無いのがわかります。

本来であれば、警告灯点灯時もハイドロブースターからの油圧(青いライン)がフロントブレーキに掛かり、制動力を確保します。

しかし、今回は油圧が掛かっていません。 なので、ブレーキを踏んでもフロントタイヤはくるくる回っちゃいます。

ペダルの踏み込み量が多いこと、警告灯点灯時にフロントに油圧がないことからブレーキブースターASSY不良で決定です。

おそらくハイドロブースター内での内部リークかと思われます。

と言うことで、早速見積もってみると・・・   

な、なんとブレーキブースターASSYの部品代が ¥136,000  なんだかんだで直すとなると約20万円コースです Σ(゚д゚|||)

でも、安心してください(笑)


カムリ、プリウスなど6車種 ブレーキアクチュエータの修理


リンクのように、トヨタの無料修理があります! 

この車も走行距離が5年で約24万kmと過走行気味なのですが、走行距離の多い車にはこのトラブルが出ているみたいです。

箇所が箇所だけに、おかしいと思ったら早めの整備工場での点検をお勧めします!



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  1. 2016/11/04(金) 23:21:53|
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須藤ヂャイアント商会

Author:須藤ヂャイアント商会
Bosch Car Service
メカトロクラブみちのく
青森県黒石市の自動車整備工場です。


「ひと手間を惜しまない」ことをモットーに営業しています。


国家一級整備士・自動車整備技術コンサルタント在籍。
診断技術に自信ありです!


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