もう10月も終わりに近づき、そろそろ冬の足音が聞こえてきそうです。
長期予報だと今年も大雪になりそうな気配… 3年連続の大雪は嫌だなぁと思う今日この頃です。
あっ、今年も恒例の「千円タイヤ交換」やりますよ!
期日については、ホームページ、看板、チラシに注意してください。
さて、「こんな修理もやっていますか?」とお客様に聞かれた仕事。
車はこちら↓ いすゞ・エルフのキャンピングカー

ご依頼内容はキャンピング客室の電装品が全て使えないというトラブル。
やっていますし、むしろ電気関係の整備や修理は得意分野です!
幸いなことにこの車には配線図がありました。いくら得意と言ってもあるのとないのじゃ大きな違いです。

この配線図を基に配線を一本一本追って行く… なんてことはいたしません(笑)
まずはマーカーで配線を色分けしちゃいます。そう、こんな感じに!

電源やアース、交流などを色分けすることで、配線図上でどの辺にトラブルがありそうかがだいたい分かります。
今回は症状からも、電源、メインスイッチ ~ スイッチ間が怪しいと判断しました。
あとは単体で点検するだけです。
絞り込んだ個所を点検していくと、やはりメインスイッチ ~ スイッチの電源線に接触不良個所がありました。
接触不良の原因だったコネクタを交換して作業完了です。
車の電気関係は電装屋さんと思いがちですが、当社でも修理を承っております。
…と言うか、電気関係は当社の得意分野です!
もちろん、診断時の「ひと手間」としてコネクタ部に接点復活剤を塗布することも欠かしません。
本物の知識と技術、惜しまない「ひと手間」にて日々整備に取り組んでいます。
車のことならどんな些細なことでも気軽に相談してください。もちろん相談は無料です!
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- 2013/10/28(月) 00:38:26|
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今日は月一定例の経営コンサルタントの訪問日でした。
…って言っても、経営コンサルタントをお願いできる会社じゃないんですが(笑)
吉田先生、今日は本当にありがとうございました。頑張って来月までに宿題を一生懸命やっておきます。
ホント、振り返ってみると「人」には恵まれた人生を歩んでいると思います…
節々でいろんな出会いがあり、いろんな人達に救われてきました。感謝感謝です!
さて、本題のディーゼル車の黒煙ですが、ホントに困りものです。
みなさんも前を走ってる車の黒煙や自分の車の黒煙が気になった事はないですか!?
整備に携わっている方々はすでにご存じだと思いますが、黒煙の主成分は蒸し焼きにされた燃料(軽油)粒です。
では、なんで蒸し焼きにされるのか? という疑問が湧いてきます。
詳しい説明は割愛しますが、吸入空気(量や吸い込み経路)に原因があることがあります。
(もう少し詳しく知りたい人は当社HP http://www.s-giant.com/ippan.html をご覧ください)
この車も諸事情からメーカーや車種は控えさせていただきますが、黒煙がメチャメチャひどいです。
ましてや車検時の黒煙濃度が25%以下なので車検すらも通りません。
この車は車検前にディーラーで吸気系の洗浄をやってもらうのですが、1回では直りません。
2,3回納車しては再入庫を繰り返します。
なんで自分でやらないの? と思った方もいるかもしれませんが、そこは「大人の事情」ってことで(笑)
しかし、あまりの直らなさにとうとうしびれを切らして自分で分解しちゃいました。
↓ がディーラーでの洗浄後の噴射ノズルと吸気ポートの画像です。


どうですか!?洗浄後でもこんなに汚れています。
おそらく洗浄前の画像を撮ることが出来てたら、もっともっとひどかったと思います。
この小さなツブツブは、溶剤でスラッジ成分を溶かして洗浄したものが飛びきれずに再固着したと思われます。
こんな「とりあえずやってみた」的な整備は当社では認めません!(笑)
目的が「黒煙を減らために洗浄する」ならば、その目的を果たすための整備を行います。
↓ が当社で洗浄した後の噴射ノズルとインテークポートです。


どうですか!?
こびりついたスラッジもキレイになり、ノズル先端の噴射孔まで見えます(写真では見えませんが)
念のため言っておきますが、ヘッドの脱着などせずにディーラーさんと同じ条件で作業しております。
もちろん、気になる黒煙も解消しました。
「当たり前のことを当たり前にやる。ただし、少しだけ上のレベルで!」
そして、そのために「ひと手間を惜しまない」
当社はそんな整備工場です!
あっ、この車は重傷なので分解してポート洗浄まで行いましたが、軽度の場合はインジェクションクリーナーを燃料に添加するだけで効果が出る場合があります。
もちろん、良く効く高性能な添加剤じゃなきゃダメですが、当社で使用している添加剤はお勧めです!
気になる人は当社にお問い合わせください。(ちなみに今回の洗浄作業にもその添加剤を使用しました)
- 2013/10/18(金) 15:44:16|
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青森の自動車整備工場です。
タイトルにもあるように「ひと手間を惜しまない」ことをモットーに営業しています。
今回ホームページの立ち上げと一緒に、ブログも立ち上げました。
整備工場の日常や整備日誌なんかをアップしていけたらと思います。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
さていきなりですが、ありがたいことに当社も最近は新規のお客様がチラホラ増えてきました。
そんな中で増えてきた整備がありますが、なんだと思いますか?
それは、これです↓

なんだかおわかりですか!?
これはディスクローターです。
ディスクローターはエンジンからの動力をミッションやデフを通じて最終的にタイヤと一緒に回転しています。
運転者がブレーキペダルを踏んだ時、このディスクローターをブレーキパッドが両方から挟みつけ減速します。
最近はこのディスクローターのパッドの当たり不良による錆つきが多いです。(特に裏側)
写真のディスクローターは半分くらいしか当たっていません。これでも車検は通るから怖いですよね…
あくまでも推測ですが、車検時などにブレーキを分解せず、パッドの残量だけを確認してOKの判断をしているのかと思います。
ほんの「ひと手間」ですが、キチンと分解し、↓の写真の赤○部を清掃・注油してあげるだけで全然違います。

事実、長年当工場にメンテナンスをお任せいただいているお客様の車ではほとんど見ません。
新規のお客様や中古車を購入後初めてのメンテナンスのお客様に多いのです。
特に青森なんかの雪国だと、冬場の融雪剤の影響を受けて腐食しやすくなっています。
また、ブレーキの整備時やブレーキフル―ドの交換時にブレーキフル―ドの液量を合わせていないものも多いです。
せっかくリザーバータンク内の液量が減った時にはサイドブレーキのランプ(ブレーキ警告灯)が点灯して知らせてくれるのに…
整備時に液量を常にMAXに合わせたものはパッドが摩耗してタンク内の液量が減っても警告灯が点灯しません。
結果としてブレーキパッドがディスクローターと金属接触を起こし、ディスクローターまで削れてしまいます。
ブレーキパッドの交換で済んだはずのものが、気がつかなかったせいでディスクローターの交換(研磨)まで必要となってしまうのです。
整備時にリザーブタンク内の液量合わせもお客様のこと、車のことを考えての「ひと手間」ですよね。
もちろん、当社では車検時のブレーキ分解やブレーキフル―ドの液量合わせはキチンとやっております。
なんて言っても「ひと手間を惜しまない」ことが当社のモットーですから!
- 2013/10/16(水) 20:01:05|
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