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青森県黒石市 「ひと手間を惜しまない」自動車整備工場

整備工場の日常や自動車整備のあれこれを綴っています…

BMW330xi エアバッグ警告灯点灯

青森でも平地で初雪が降り、いよいよ冬将軍のお出ましです!

今年も残すところ一月半、本当に時間の流れは速いです。 私も40代でいれるのも後二ヶ月、いよいよ知命の50代突入です(笑)

私に与えられた天命はなんなのでしょうか?


車検整備にて入庫いただいたBMW・330xi (E90) エアバッグの警告灯が点灯しています。

メーター内の警告灯だけならあまり気にならないかもしれませんが、「 idrive 」だとメチャメチャ気になります(笑)

もちろん車検も不合格です!


DSC_0018.jpg


診断機にてフォルトコードを確認すると、「 93B3 」 点火回路2フロントエアバッグ助手席側異常が記憶されていました。

回路図はこんな感じです。


E90.jpg


「 A37.2 」が点火回路2になります。

と言うことで、助手席側のインフレ-ターを交換して・・・ とはいきません!

インフレーターなのか配線なのか、はたまたエアバッグECU (コンピューター) なのかをしっかりと切り分ける必要があります。

そうしないとお客様に見積もり金額と請求金額との相違や時間のロスなど多大なご迷惑をおかけしてしまいます。

これが当社で診断料をいただく理由です! 当然診断結果については責任を持ちます!

まずはグローブボックスを外してインフレーターにアクセスできるようにします。

点火回路1と点火回路2はほぼ同じ回路なので、比較しながら実測値を診ていきます。

点火回路1の2,6Ωに対して、点火回路2は∞Ωと断線しています。

今度はコネクターを外して点火回路1、2ともに∞Ωとなることを確認し、その状態から両回路に2Ωの疑似抵抗を繋ぎます。

点火回路1の実測値は2Ωになりましたが、点火回路2は∞Ωのままです。 配線かエアバッグECUの不具合が確定しました。

次にコネクタを外したままで車両側の配線の電圧を測定します。

点火回路1の白/茶と白/黒の配線の電圧は各々0,5V、1,6Vでした。

点火回路2の青/茶と青/黒の配線の電圧は両方とも1,6V、青/茶と青/黒の配線の線間抵抗は7,5kΩでした。

エアバッグECU不良が確定しました!

お客様に診断結果と見積もりを連絡し、エアバッグECUを交換します。


DSC_0027_4.jpg


これで一件落着!・・・ とはなりません(笑)

最近の欧州車は交換しただけでは正常に動いてくれないので、「 コーディング 」と言われる作業が必要になります。

診断機を繋いでコーディングしていきます。


DSC_0033_4.jpg


DSC_0034_4.jpg


DSC_0037_3.jpg


これで完成となります! 完成後は「 idrive 」の表示も正常になりました。


DSC_0040_4.jpg


最近の輸入車は「 スパナ 」だけではなく、コンピューターにアクセスするための「 電子スパナ 」も必要になってきています。

ディーラーでしかできないこともありますが、リプロ、コーディングでも対応できるものは当社にて行います。

お困りのお客様は是非一度お問い合わせください m(_ _)m



当社では「 取りあえず交換してみる 」は余程のことが無い限りいたしません!

まずは「 診断・検査 」をさせていただきます。 もちろん診断料、検査料は頂戴いたします。

「 診断・検査 」の結果はお客様にわかりやすく説明させていただき、整備内容についてご相談いたします

「 診断・検査 」をすることで、不必要な部品交換や、誤診による部品交換で無駄な費用や時間を無くすことができます。



※宮城 (株)TK自動車 竹内社長    いろいろとありがとうございました。



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  1. 2017/11/18(土) 15:23:11|
  2. 自動車整備
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ジャガーXタイプ エンジン警告灯点灯 

月日の経つのは早いもので、あっという間に11月です! 青森はそろそろ雪がちらつきそうです。

9月、10月と多くのお客様のおかげで、かなり忙しい日々を過ごさせていただきました。 

整備工場が2極化してきている昨今、本当に嬉しいことです! 

そんなこんなで2ヶ月半ぶりの更新ですがご容赦ください(笑)


ジャガー・Xタイプ エンジン警告灯が点灯したとのことで入庫です。


CIMG5988.jpg


さっそく診断機を繋いでフォルトコードを呼び出すと「 P1647 」が記憶されていました。

「 P1647 」の内容は


JAGUAR P164720170822-1


と言うことなので、Bank2の触媒上流側のO2センサ系統に不具合が発生しているようです。

十中八九O2センサの不良だとは思いますが断定はできないので、裏付けを取っていきます。

Bank1とBank2のハーネスを入れ替えてフォルトコードが入れ替わればセンサの不良が確定します。


CIMG5993.jpg


CIMG5994.jpg


見事にフォルトコードがBank2からBank1に入れ替わりました。 これでBank2の上流側のO2センサの不良が確定しました。

あとは診断結果のレポートと見積もりを作成し、お客様に連絡です。

センサ交換にOKをいただいたので、部品を交換し作業後のチェックをして完了です!


最近の自動車整備に診断機は必須ですが、万能ではないので裏付けを取ることが不可欠だと思います。

裏付けを取ることで診断ミスを減らし、お客様の負担を減らすことが大事なのかなと・・・

こんな感じで日々の仕事をしております。 興味がある方は是非一度お問い合わせください m(_ _)m



  1. 2017/11/01(水) 22:16:05|
  2. 自動車整備
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まいどさまです

プロフィール

須藤ヂャイアント商会

Author:須藤ヂャイアント商会
Bosch Car Service
メカトロクラブみちのく
青森県黒石市の自動車整備工場です。


「ひと手間を惜しまない」ことをモットーに営業しています。


国家一級整備士・自動車整備技術コンサルタント在籍。
診断技術に自信ありです!
国産車から輸入車まで、幅広く対応しています。
輸入車は多数の整備実績があります。


リンクにある弊社ホームページも是非ご覧ください。


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