世間はコロナ騒動で自粛ムードですね!
我々整備業界はさほど大きな影響を受けていませんが、業種によっては深刻な問題だと思います。
また、マスクや紙用品の不足、感染の封じ込め、自粛による経済危機など問題は多々あります。
青森県も機能ついに感染者が出てしまいました。
1日も早く平穏な日常が戻ってくるように切に願っています!
メルセデスベンツ・E320 (211) が入庫です。
半年程前にご新規でカーチェック (弊社オリジナル点検) をさせていただいた車両です。
この時エンジンコントロールユニットに「 グロープラグNo6断線 」のフォルトが記憶されていました。


今回はカーチェックの経緯から、グロープラグを交換して欲しいとのことで入庫です。
また、その際に気になる点が何点かあるので一緒に整備してほしいとのことでした。
お客様が持ち込みしたグロープラグに交換しますが、グローランプはエンジン始動後も点灯したままです。
少し長いクランキングの後エンジンはかかるものの始動性は良いとは言えません。
どうやら診断・検査が必要なようです!
グローコントロールユニットの電圧を検査していきます。
No6のグロープラグにはグローコントロールユニットから電圧がかかっていません。
念のため他のグロープラグへの印加電圧及びエンジンコントロールユニットとの通信信号なども検査します。
と、驚きの事実が!

なんと、No5以外ユニットからグロープラグへの出力がありません! と言うことはNo5以外はグローしていないことになります。
冬の青森で6発中5発のグローが死んでいてもエンジンがかかるなんて、おそるべしメルセデス!(笑)
診断・検査の結果、グローコントロールユニットの不良が確定したので交換します。
交換後は全てのグロープラグに電圧が印加されるようになり、エンジン始動後はグローランプも消灯し始動性も良くなりました。

メインの整備は終わったのですが、タイヤ空気圧の警告が出るとのことで診断・検査を続けていきます。
走行テストを行うと、メータ-内にタイヤ空気圧の警告と続いてESPの警告が出ました。
続く・・・
スポンサーサイト
- 2020/03/24(火) 18:36:21|
- 自動車整備
-
| トラックバック:0
-
| コメント:6