今日は月一定例の経営コンサルタントの訪問日でした。
…って言っても、経営コンサルタントをお願いできる会社じゃないんですが(笑)
吉田先生、今日は本当にありがとうございました。頑張って来月までに宿題を一生懸命やっておきます。
ホント、振り返ってみると「人」には恵まれた人生を歩んでいると思います…
節々でいろんな出会いがあり、いろんな人達に救われてきました。感謝感謝です!
さて、本題のディーゼル車の黒煙ですが、ホントに困りものです。
みなさんも前を走ってる車の黒煙や自分の車の黒煙が気になった事はないですか!?
整備に携わっている方々はすでにご存じだと思いますが、黒煙の主成分は蒸し焼きにされた燃料(軽油)粒です。
では、なんで蒸し焼きにされるのか? という疑問が湧いてきます。
詳しい説明は割愛しますが、吸入空気(量や吸い込み経路)に原因があることがあります。
(もう少し詳しく知りたい人は当社HP http://www.s-giant.com/ippan.html をご覧ください)
この車も諸事情からメーカーや車種は控えさせていただきますが、黒煙がメチャメチャひどいです。
ましてや車検時の黒煙濃度が25%以下なので車検すらも通りません。
この車は車検前にディーラーで吸気系の洗浄をやってもらうのですが、1回では直りません。
2,3回納車しては再入庫を繰り返します。
なんで自分でやらないの? と思った方もいるかもしれませんが、そこは「大人の事情」ってことで(笑)
しかし、あまりの直らなさにとうとうしびれを切らして自分で分解しちゃいました。
↓ がディーラーでの洗浄後の噴射ノズルと吸気ポートの画像です。


どうですか!?洗浄後でもこんなに汚れています。
おそらく洗浄前の画像を撮ることが出来てたら、もっともっとひどかったと思います。
この小さなツブツブは、溶剤でスラッジ成分を溶かして洗浄したものが飛びきれずに再固着したと思われます。
こんな「とりあえずやってみた」的な整備は当社では認めません!(笑)
目的が「黒煙を減らために洗浄する」ならば、その目的を果たすための整備を行います。
↓ が当社で洗浄した後の噴射ノズルとインテークポートです。


どうですか!?
こびりついたスラッジもキレイになり、ノズル先端の噴射孔まで見えます(写真では見えませんが)
念のため言っておきますが、ヘッドの脱着などせずにディーラーさんと同じ条件で作業しております。
もちろん、気になる黒煙も解消しました。
「当たり前のことを当たり前にやる。ただし、少しだけ上のレベルで!」
そして、そのために「ひと手間を惜しまない」
当社はそんな整備工場です!
あっ、この車は重傷なので分解してポート洗浄まで行いましたが、軽度の場合はインジェクションクリーナーを燃料に添加するだけで効果が出る場合があります。
もちろん、良く効く高性能な添加剤じゃなきゃダメですが、当社で使用している添加剤はお勧めです!
気になる人は当社にお問い合わせください。(ちなみに今回の洗浄作業にもその添加剤を使用しました)
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- 2013/10/18(金) 15:44:16|
- 自動車整備
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